【ブルーリボン賞】主演女優賞・長澤まさみ 10、20、30代で受賞「私は常に成長過程」

[ 2020年1月28日 05:30 ]

主演女優賞を受賞し笑みを浮かべる長澤まさみ
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 東京映画記者会(スポーツニッポン新聞社など在京7紙の映画記者で構成)が選ぶ第62回ブルーリボン賞(19年度)の各賞が27日、決定した。主演女優賞は「コンフィデンスマンJP ロマンス編」の長澤まさみ(32)が選ばれた。

 長澤は爽やかなスカイブルーの衣装で現れた。「受賞はビックリ。楽しんでもらえる作品を作りたいと思って向き合ってきたので、見てる人と気持ちが通じ合ったのだと思う」と喜んだ。

 演じたのは、天才的頭脳と集中力でどんな人物にも成り済ます詐欺師・ダー子。「今までは優等生の役が多かった。破天荒なダー子に、私自身のイメージも変えてもらった」と実感する。劇中では変顔も披露しているが、「元々、人を笑わせることが好きなんです。シュール系ですけどね」と照れた。

 ブルーリボン賞は3度目。17歳と24歳で助演女優賞に輝いており、主演賞は初。10、20、30代での受賞は成長を続けている証だ。「私は常に成長過程。次はまた良いものができると思って仕事をしてる。良い作品に出合えていることに感謝ですね」。落ち着いて語る姿に風格が漂う。 

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