広瀬すず「やらないと思っていた」舞台で紀伊國屋演劇賞受賞 「もっと演劇の世界を知りたい」

[ 2020年1月28日 17:26 ]

「第54回 紀伊國屋演劇賞」贈呈式の壇上で笑顔を見せる広瀬すず
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 女優の広瀬すず(21)が紀伊國屋書店が主催する「第54回 紀伊國屋演劇賞」で個人賞を受賞し、28日に都内で行われた贈呈式に出席。初舞台での受賞は同賞の長い歴史の中でも初の快挙となった。

 広瀬は自身初の舞台出演となったNODA・MAP公演「『Q』:A Night At The Kabuki」(東京芸術劇場)における“源の愁里愛”“愁里愛の面影”の演技を評価されての受賞。同作は演出家の野田秀樹氏(64)が率いる「NODA・MAP」の第23回公演で、映画「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットも記憶に新しい、ロックバンド「クイーン」のアルバム「オペラ座の夜」(75年発売)の楽曲を使用。日本を舞台に、戯曲「ロミオとジュリエット」のロミオとジュリエットが生きていたら、という設定で、ロミオとジュリエットの物語を描いた。広瀬は恋に疾走する若い女性を公演した。

 スピーチが最後だったこともあり、「皆さんの話を聞かせていただいて、ここにいるのがすごく怖いです」と思わず、本音をもらした広瀬。「舞台は私はやらないだろうなとずっと思っていて、『舞台は?』って聞かれても『イヤ』って答えていた」と意外な告白も。「初めて野田さんのワークショップに参加させてもらって、表現って難しいなと思うこともあった。『最初で最後の舞台だ!』と考えることもしょっちゅうありました」と振り返り、「(日々の公演で)ダメだったなと思ったり、自分でも毎回違うのもわかると、何度やってわからないことなんだろうなと思って、時間が経つにつれて、知りたくなって最後のほうは悔しいって思いました。もっともっと演劇の世界を知って、少しでも皆さんに追いつけるように、勉強したり、努力していきたいと思います」と気を引き締めた。

 「演劇の皆さんはすごく熱くて、こんなにお芝居の話を人としたことないと感じて、すごく感動しました。人と話して、こんなにお芝居って言葉で刺激をもらうことが新鮮でした。そういった時間だったり、いろいろな出会いだったり、幸せな時間だった。これから精進してまいります」と前を向いた。

 同賞は毎年東京近郊で上演された、優れた演劇公演を対象に贈られるもの。団体賞受賞者には賞状と賞金200万円、個人賞受賞者には賞状と賞金50万円が贈呈される。団体賞は劇団桟敷童子、個人賞は広瀬のほか、俳優の村井国夫(75)、女優の土居裕子(61)らが受賞した。

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