「ミス着物」青木胡杜音さん 将来の夢は「モデル、女優、声優」の“三刀流”

[ 2020年1月21日 05:30 ]

第52回ミス日本コンテスト2020 ( 2020年1月20日 )

ミス着物に輝いた青木胡杜音さん(撮影・小海途 良幹)
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 声優の専門学校に通っている青木胡杜音(ことね)さん(19)が、世界に日本の美しさを伝える「ミス着物」に輝いた。将来の夢はモデル、女優、声優の“三刀流”。「モデルとしては雑誌の表紙、女優としてはハリウッド、声優としては海外映画の吹き替えをやりたいです!」と声を弾ませた。

 将来を意識したのは中学生の時だった。「週1回の活動と聞いたので…」という理由で演劇部に所属。実際は週6回活動する忙しい部活動だったが徐々に演技の面白さに目覚めていった。ちょうどその頃からアニメ観賞にも夢中になり「魔術士オーフェン」「NARUTO―ナルト―」「北斗の拳」などお気に入りの作品は無数。声の演技に興味を抱き、高校卒業後は声優の専門学校に通うようになった。

 この日行われた質疑応答審査では「私の故郷はアニメです!」と自信たっぷりの笑顔。昨年12月2日に行われたファイナリストお披露目会見でも、萌えボイスや野太い声など複数の声色を巧みに駆使しながらアピールした。「着物も大好きで、今後はたくさん着る機会があると聞いてうれしいです」と目を輝かせた。

 現在は将来の夢に向けて着々と歩みを進めている。昨年11月、在学中の専門学校が主催する、声優事務所や芸能事務所が集まる合同オーディションに参加。その際、大手芸能事務所から声が掛かり個別の選考へと進んだ。今は最終結果を待っている最中だといい、期待に胸を膨らませている。「“夢は1つに絞らなくてもいい。両立させられるんだ!”ということを自分の力で証明したいです」と力を込めた。

 ◆青木 胡杜音(あおき・ことね)2000年(平12)2月28日生まれ、神奈川県出身の19歳。日本工学院専門学校・蒲田校に在学中。高校時代は漫画研究会に所属。憧れの女優は石原さとみ(33)、天海祐希(52)。目標の声優は沢城みゆき(34)。趣味は1人2役などの声遊び。特技は自然な二重をつくること。身長1メートル66。

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