平祐奈 夢だった白無垢姿に「こんなに早くにかなっちゃった すごい幸せな時間」

[ 2019年12月11日 13:34 ]

NHKBS新春時代劇「立花登青春手控えスペシャル」試写会に登壇した溝端淳平と平祐奈
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 女優の平祐奈(21)が11日、都内で行われたBS新春時代劇「立花登青春手控えスペシャル」(BSプレミアム、来年1月3日後7・30)の試写会に主演の俳優の溝端淳平(30)らと出席した。

 同作は藤沢周平氏の「獄医立花登手控え」が原作。江戸・小伝馬町の牢(ろう)医者となった青年・立花登が鮮やかな推理と得意の柔術を武器に、牢の内外で巻き起こるさまざまな事件を解決しながら成長していく姿を描いて、3作続いた連続ドラマシリーズのスペシャル版。2年の蘭方医学を学んだ昇が大坂での修業を終えて、再び江戸に戻ってくる。主人公・立花登を溝端が演じ、平は登のいとこで婚約者のちえを演じている。

 2016年の第1シリーズから4年。平は「17歳からこのシリーズに出演させていただいて、去年が最後かなと思ったけど、こうやってスペシャルで帰ってこられて、京都に戻れて、撮影も和気あいあいと進んだ」と感慨深げ。現場では、溝端から「17歳の時はキャッキャしてたのに、しなくて寂しいな。なんか落ち着いちゃったな」とボヤかれたことを告白し、「自分ではそんなつもりはないんですけど」と苦笑。溝端も「おじさんみたいな気持ちで、親心ってこういうものなのかなって。成長はうれしいんだけど、大人になっているのが寂しい」と成長を実感したことを明かした。

 そんな2人が祝言を挙げるシーンも。平は「祝言を挙げたので、スペシャルがより華やかになっている。私自身、将来、白無垢(むく)を着ることが夢だったので、こんなに早くにかなっちゃった!って思った。すごい素敵な白無垢だったので、こんな華やかな気持ちになるんだって思って、すごい幸せな時間でした。うれしかったです」と笑顔を浮かべた。

 かつて平が演じているちえを演じたことがある母親役の宮崎美子(60)は「祝言のシーンというのは原作にないからそれを見ることができたことが本当に幸せでした。お人形さんみたいでかいわらしかった」としみじみ。溝端は「たぶんスタッフさんとは泣いてたよ、おじさんたち。祐奈ちゃんの成長を見て、みんなお父さんみたいな気持ちだよ」と話した。 

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