プロレスラー谷津嘉章 糖尿病合併症で右足切断も「聖火ランナーになってみたい」

[ 2019年10月24日 11:52 ]

プロレスラーの谷津嘉章(2003年撮影)
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 プロレスラーの谷津嘉章(63)が24日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。糖尿病の合併症により右足切断手術を受けたことについて語った。

 谷津は、レスリング日本代表として1976年のモントリオール五輪に出場。80年にプロレス転向し、長州力(67)らとタッグを組み“荒武者”と呼ばれ人気を集めていた。

 35歳の時に健康診断で“糖尿病予備軍”と言われ、食事には気をつけていたというが、今年4月に右足に糖尿病の合併症が出た。「ランニングしてたんですよね。そしたら靴擦れみたいな感じで右足人さし指に血豆ができたんです。それがなかなか治らなくて、そこから化膿して、生爪がはげてきて、(足が)膿んで腐って真っ黒になって」と話し、わずか2カ月ほどで壊疽(えそ)していったと明かした。

 そして、医師から右足切断を宣告された。「ドクターは『2~3日待ってもいいよ。その代わりあなたの足がだんだん短くなってくるよ』って言われた。そしたら(壊疽を止める方法は)1つしかない」と決意し、6月に右足切断手術を受けた。

 30代の頃に1日6000キロカロリーを摂取していた食事を1日1800キロカロリーに制限し、この食生活を一生続けることになるという。「(プロレスラーは)体をつくらなきゃいけないですからね。そういう(食生活で)無理して、たたった部分も多少は要素としてないわけじゃない」と話した。

 右足は義足となったが、現在の目標は「まずは退院して、社会復帰できることが当面の目標で、その先ですよね。大それて(東京五輪の)聖火ランナーになってみたい」と語っていた。

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2019年10月24日のニュース