広瀬竜王が豊島名人下す 王将戦挑戦者決定リーグ1局

[ 2019年10月3日 18:57 ]

竜王・名人対決は広瀬竜王の勝利(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は3日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグ1局を行い、広瀬章人竜王(32)が89手で豊島将之名人(29)を下した。広瀬は開幕以来2戦2勝の好スタートで、豊島は1勝1敗。

 先手の広瀬は古典的な矢倉を採用する意外な展開。互いに王を堅く囲み合った状態で昼休み直前に豊島が先に仕掛けたが、広瀬が冷静に対応してペースをつかみ、逃げ切った。

 広瀬のリーグ次戦は9日で、対戦相手は三浦弘行九段(45)。豊島のリーグ次戦は7日の藤井聡太七段(17)戦。

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2019年10月3日のニュース