宮崎あおい ジュリエット・ビノシュの吹き替え担当に喜び「涙が出てきそうになって…」

[ 2019年10月3日 16:10 ]

国際共同制作映画「真実」のジャパンプレミアに出席した(左から)女優・宮崎あおい、ジュリエット・ビノシュ、女優・宮本信子、カトリーヌ・ドヌーヴ、子役・佐々木みゆ、是枝裕和監督
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 女優の宮崎あおい(33)が3日、都内で行われた国際共同制作映画「真実」(11日公開)のジャパンプレミアに出席。同映画でフランスの女優・ジュリエット・ビノシュの吹き替えを担当した喜びを語った。

 同作は主演にフランスの女優のカトリ―ヌ・ドヌーヴを迎えた、是枝裕和監督(57)の最新映画。同監督初の国際共同作品として、全編がフランスで撮影された。宮崎をはじめ、女優の宮本信子(74)、子役の佐々木みゆ(8)がそれぞれ日本語吹き替え版で声優を務めた。

 宮崎は映画で、ビノシュの吹き替えを担当。この日のイベントでは花束を持って登壇し、ビノシュへ渡してハグを交わす場面も見られた。宮崎は「この場に一緒に立たせていただいていることが恐縮で、幸せです」と語り「この話をいただいてから家で時間が許す限り、DVDでビノシュさんのお顔をずっと見ていた。昨日、初めてお会いしたら涙が出てきそうになって、固まってしまって(是枝)監督に笑われた」とエピソードを明かし、会場は笑いに包まれた。

 続けて「声を当てている間は私はビノシュさんの気持ちを共有できている感覚があった。とても幸せなお仕事でした」と話し、終始笑顔で充実した表情。是枝監督は宮崎について「(声優として)少年からおばあちゃんまで演じ分けられる。とても良いバランスだった」と称賛していた。

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