藤井聡太七段 村山慈明七段と 対局 叡王戦段位別予選七段戦A組2回戦

[ 2019年8月29日 19:20 ]

午後7時に大阪市の関西将棋会館で始まった叡王戦段位別予選の七段戦A組2回戦で村山慈明七段(右)と対戦中の藤井聡太七段
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 将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太七段(17)が29日、大阪市の関西将棋会館で午後7時に始まった叡王戦段位別予選の七段戦A組2回戦で村山慈明七段(35)と対戦中だ。

 同日に行われた1回戦で勝って、この一戦に駒を進めた村山は過去にNHK杯を制したこともある実力者。序盤戦研究者として知られ、その分野でかつてNHKで将棋講座番組を持ち、「序盤は村山に聞け」というフレーズでも知られる。

 「40歳までの5年がラストチャンス」と飛躍を期して、活況に沸く関西へ4月1日付で東京から移籍したばかり。それだけに初手合いとなる関西所属の藤井との対局は、心待ちにしていたはずだ。

 一方の藤井は来月1日に、第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)で自身初の挑戦者決定リーグ入りを懸けて谷川浩司九段(57)に挑む2次予選3組準決勝を控えている。ここは勝って気分よく大一番に向かいたいはずだ。

 持ち時間は各1時間。振り駒で藤井は後手で、角換わり腰掛け銀の戦型で進んでいる。終局は本日深夜の見込み。

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