ガリチュウ・福島 ターミネーターに扮して“イベント”復帰「I’ll be back!」

[ 2019年8月29日 18:32 ]

映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」公開記念“審判の日”ファンイベントにサラ・コナーとターミネーターに扮して登場した「ガリットチュウ」の熊谷茶(左)と福島善成
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 闇営業問題による吉本興業からの謹慎処分が19日に解除されたお笑いコンビ「ガリットチュウ」の福島善成(41)が29日、東京・渋谷の映画館で行われた映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」(11月18日公開)のPRイベントにゲスト出演。“謹慎芸人”が復帰後、芸能イベントに登場するのはこれが初めて。

 映画「ターミネーター」シリーズの最新作となる同作はシリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロン氏(65)がプロデューサーとして復帰した、傑作「ターミネーター2」(1991年)の正当なる続編と位置づけられている。シリーズの中で重要な設定となる人工知能が人類に反乱を引き起こす人類滅亡の日=8月29日が“審判の日”に認定されたことを受けてファンイベントとして開催されたもの。

 イベントでは、シリーズの熱狂的なファンという福島がアーノルド・シュワルツェネッガー(72)演じるターミネーター“T―800”、相方の熊谷茶(41)が28年ぶりに同シリーズに復帰するリンダ・ハミルトン(62)演じるサラ・コナーにそれぞれ扮して登場。サングラスを外し、「I’ll be back!」とターミネーターの決め台詞を決めた。

 司会から福島であることを振られ、「いろんな意味で『I’ll be back!』です」と恐縮しきり。言葉の意味が“これから戻る”という意味であることを指摘されると「僕にとってはこれからです」と笑顔。「おかえりなさい」と声をかけられ、観客からも拍手が送られると、「ありがとうございます」と頭を下げた。
 熊谷も「新たなガリットチュウとして…」と自虐あいさつ。福島が「たまたま被っただけです」と苦笑しつつ、再び「おかえりなさい」と声をかけられた。

 イベントラストには、福島も改めて「本日、僕たちガリットチュウにとって運命の日となりました。今日から新生ガリットチュウとターミネーターをよろしくお願いします」とあいさつした。
 福島は20日、東京・新宿の劇場「ルミネtheよしもと」で劇場復帰。「お帰り~」などの大歓声に迎えられ、冒頭で「いつも応援してくださる皆さま、関係者の皆さま、何よりも詐欺被害者の皆さまに不快な思いをさせて申し訳ございません。本日から復帰させていただきます」と謝罪。奈良県のマスコットキャラ・せんとくんのモノマネを披露。熊谷の衣装を破くネタで舞台狭しと動き回り、古雑誌を怪力で裂き「闇営業に行ったらこうなるからな!」と叫ぶ自虐ネタも披露していた。 

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