松坂桃李 監督とエヴァ好きで意気投合 叫ぶシーンは「初号機が胸を貫かれたときの碇シンジ」

[ 2019年8月8日 14:59 ]

アニメ映画「HELLO WORLD」プロジェクト始動イベントに出席した松坂桃李
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 俳優の松坂桃李(30)が8日、都内で開かれたオリジナル・アニメ映画「HELLO WORLD」(9月20日公開、監督伊藤智彦)プロジェクト始動イベントに出席。松坂は内気な少年・直実(北村匠・21)の10年後のナオミの声を演じた。

 伊藤監督が松坂の映画「パディントン」の吹き替えに惚れ込み、直々に“ラブレター”を送ってオファー。松坂は「パディントンはクマだったから、今度はパンダかな、ワニかな…、と思っていたら、人間の男だった」と笑顔。監督とは「エヴァンゲリオン」好きで意気投合したといい、演技指導には2人の大好きな「エヴァ」が活用されていることも明かした。

 今作は声優の演技に合わせて画を作る手法・プレスコで行われた。絵がない中での収録について松坂は「難しかった」とし、「想像を膨らませながら、声を入れた」と説明。また監督の演技に対する細かい「ミリ単位」の要求もあり、「ミリ単位調節の調節がすごく難しくて」と振り返った。

 そんな収録で監督と一番盛り上がったはナオミが叫ぶシーン。「どのくらい?ってなったとき、監督が“エヴァの初号機が胸を貫かれたときの碇シンジ”」とイメージの説明を受けたとし、「共通認識持ちながらできた」と誇らしげに語った。

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