高杉真宙は勝負弱い?“カッコ悪い寝起き顔”暴露された「負け顔で現場に来る」

[ 2019年4月11日 20:04 ]

映画「賭ケグルイ」の完成披露試写会に出席した(前列左から)英勉監督、矢本悠馬、森川葵、浜辺美波、高杉真宙、松田るか、三戸なつめ、(後列左から)小野寺晃良、伊藤万理華、福原遥、宮沢氷魚、池田エライザ、中村ゆりか、柳美稀
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 女優の浜辺美波(18)、俳優の高杉真宙(22)らが11日、都内で開かれた「映画 賭ケグルイ」(監督英勉、5月3日公開)の完成披露試写会に出席した。ギャンブルによる階級制度がある私立百花学園に転校して来る浜辺は、おしとかやな外見からは想像もつかないギャンブル狂で、超人的な洞察力と記憶力、交渉術を持った天才ギャンブラー、蛇喰(じゃばみ)夢子役を演じる。一方で高杉は今回初めて、ギャンブルに参戦する、鈴井涼太を演じる。

 この日は浜辺と高杉のほか、早乙女芽亜里役の森川葵(23)、生徒会長・桃喰綺羅莉役の池田エライザ(22)ら13人の若手俳優が集結し、ギャンブルに関するクロストークで盛り上がった。

 「この中で駆け引きがうまいと思うのは?」には池田を指さす人が複数いた。浜辺は「独特の雰囲気、何だろう。人に対して壁がない」とし、村雨天音役の宮沢氷魚(24)は「気づいたらエライザワールドに引き込まれている」と理由を語った。

 「この中でもっとも勝負強いのは?」の質問には、ほぼ浜辺と森川に票が分かれた。森川は浜辺の役柄もあってか「どんだけすべてを持っていくのか。この強さ」とし、浜辺は「本番で森川さんのブッ込む度合いがすごい。本番で一発で決める」とお互いをたたえた。池田は浜辺を「じゃんけんに負ける気がしない。にこにこしながらずっと勝ち続けていきそう」と言い、実際に二人が勝負すると、池田は一発で勝利。「そこは負けるところじゃない?」と浜辺が笑った。

 最後に「この中でもっとも勝負弱そうと思うのは?」の質問には全員が高杉を指さした。前の2問で誰からも指さされることのなかった高杉は「誰にも指されなかったのでうれしいです」と自虐。木渡潤役の矢本悠馬(28)は「寝起きの高杉真宙ってぜんぜんカッコよくないんですよ。朝すげー負け顔で現場来るから弱そうだなと」と暴露。「寝起きの真宙やなんだよ。ずっとカッコよくいてほしいんだよ」と話し会場を沸かせた。さらに歩火樹絵里役の福原遥(20)は「(演じている)キャラクターが弱いから」、五十嵐清華役の中村ゆりか(22)は「宿命なんですかね。現場の緊張感の中で一人だけあわあわしているので、柔らかな空気を出してくださる方」。池田は「見た目が弟っぽい」、犬八十夢役の伊藤万理華(23)からも「初めてお会いした時から、周りのイジられていたので。イジっていいんだと思ってイジらさせてもらいました」とイジられキャラであることが明かされた。英監督はそんな高杉を「本当は芝居はめっちゃくちゃ勝負強い。かまないし、全部入れて来るし。カッコイイ男です」とフォロー。ただし、劇中ではその勝負強さは「あまり出ていない」という。

 原作は河村ほむら氏による同名コミック。2018年には実写ドラマ化され、現在、続編となる「賭ケグルイ season2」がMBS/TBSドラマイズム枠で放送中。映画は原作者の河村氏が原案・監修を務めたオリジナルストーリーとなっている。

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2019年4月11日のニュース