猪狩ともか「あの日から1年」今でも苛立ちあるけど「やっぱり生きててよかった」

[ 2019年4月11日 22:50 ]

「仮面女子」の猪狩ともか
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 アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともか(27)が11日、自身のブログを更新。事故直後の様子を振り返り、家族への感謝をつづった。

 猪狩は2018年4月11日、東京都文京区の湯島聖堂の敷地内にあった案内板が強風で倒れた際に下敷きとなり、腰の骨を折るなどして病院に緊急搬送。脊髄損傷の大けがを負い、両下肢まひとなってしまった。それでもリハビリを経て8月26日にステージ復帰。車いす姿ながらも、ファンに元気な姿を見せた。

 「4月11日。あの日から1年が経ちました。今日もとても風が強かったなぁ。この1年間は本当にめまぐるしかったです。入院生活もリハビリも、退院後の生活もお仕事も…」とこの日のブログを書き始めた。

 「毎日毎日慣れないことばかりで。今でも戸惑うことはたくさんあります。どうしようもない苛立ちを家族にぶつけてしまうこともあります。私は皆さんが思ってくれているような強い人じゃありません。“乗り越えた”なんてことはなくて、今までもこれからも常に向き合っていくものなんです」と率直な思いを告白。

 「ただ、一番思うのはやっぱり“生きててよかった”ということ。足が動かなくなっても生きてるから何だって出来る!!あの事故に遭っていなければきっと、パラスポーツとの関わりも新しい出会いも無かったと思います。だからといって事故に遭ってラッキーなんて思えないし、一生思うことはないだろうけど。新しい道が明るい場所でよかった」とつづった。

 「今まで、たくさんの方に応援して頂きました。たくさんの方に支えて頂きました。いつも本当にありがとうございます」と周囲のサポートやファンの応援に感謝。「これからも一緒に歩んでくださると嬉しいです。いっぱいの笑顔や幸せを共有できますように。今後も前向きに明るく!頑張ります!!」と今後への思いを記した。

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2019年4月11日のニュース