ピエール瀧容疑者 別宅で薬物、コカイン使用は仕事用マンション

[ 2019年3月19日 05:30 ]

ピエール瀧容疑者
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 コカインを摂取したとして、麻薬取締法違反の疑いで逮捕されたミュージシャンで俳優のピエール瀧(本名・瀧正則)容疑者(51)が自宅以外に借りた“別宅”でコカインを使用したことが18日、分かった。

 捜査関係者によると瀧容疑者は「自宅以外の都内にある仕事用のマンションでコカインを使用した」と供述している。さらに、関東信越厚生局麻薬取締部が東京都世田谷区の自宅で押収した韓国のウォン紙幣から、微量のコカインが検出されたことも判明した。ウォン紙幣はストローの形状に丸められた状態で、本人の部屋から見つかった。麻薬取締部は、粉末状のコカインを鼻から吸引して使用したとみて調べている。自宅や仕事用マンションから、未使用の薬物は見つかっていないという。

 弁護士の大沢孝征氏は、紙幣から検出されたコカインについて「微量という程度では所持の再逮捕まではいかないのではないか」と分析。しかし「コカインを使用したという裏付け証拠にはなり、使用での立件は十分できるでしょう」と話した。

 捜査関係者によると、瀧容疑者は「20代の頃からコカインや大麻を使用していた」「ストレス解消のためだった」などと供述している。
 麻薬取締部は12日に瀧容疑者の自宅を家宅捜索。ウォン紙幣のほか、大麻を吸引する際に使用したとみられる、タバコの巻き紙数十枚も押収した。

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2019年3月19日のニュース