ムロツヨシ 多部未華子の20代最後のキスシーン相手役に「30代最初も…」

[ 2019年3月19日 13:13 ]

ドラマ「二つの祖国」記者会見に出席した(左から)松重豊、高良健吾、多部未華子、新田真剣佑、ムロツヨシ
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 俳優の小栗旬(36)が主演を務めるテレビ東京開局55週年記念ドラマ「二つの祖国」(23、24日放送 後9・00)記者会見が19日、同局内で行われ、ムロツヨシ(43)、多部未華子(30)、高良健吾(31)、新田真剣佑(22)、松重豊(56)が出席した。ムロツヨシと多部は初共演で夫婦役を演じた。

 多部が「個人的なことですがこのドラマが20代最後に撮影した作品。20代最後のカメラの前で演じるお芝居はムロさんとのキスシーンで、こんなに光栄なことはない」と話すと、ムロは集まった記者に“記事に書いて”とばかりに目配せをし、笑顔で「30代最初のキスシーンも目指して頑張ります」と謎の気合を入れ、笑わせた。

 1990年代の第二次世界大戦前・中・後の米国と日本を舞台に、歴史に翻弄されながらも激動の時代を生き抜いた若者たちを描くヒューマンドラマ。原作は作家・山崎豊子氏による250万部発行の大ベストセラー小説で、民法で初めて映像化する。

 同局のドラマ初主演となる小栗は米国の新聞社で日系二世の賢治、ムロは賢治の友人で日本人であることを捨て去ろうとする日系二世のチャーリー田宮を演じている。小栗とムロはプライベートでも親交が深く、15年来の友人。ムロは「この話をいただく前、(小栗から)いきなり電話がきて一緒に出てほしい作品があると。友人がやってほしいと言ってくれるのはありがたいと思い、出演を決めた仕事でした」と明かした。

 小栗は、海外での仕事のため会見は欠席。途中、ビデオ通話で参加し、「精魂込めて作った作品なので、やっと観ていただける時がきたのはうれしい」とアピールしつつ、「タイにも撮影行ってみんなで気合い入れようと入ったお店に入ったけど、あんまりいいお店ではなかったな。あはは」と本音も漏らしていた。

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2019年3月19日のニュース