「いだてん」ピエール瀧容疑者“カット”で再放送 ネットは賛否「当然」「作品への冒涜」

[ 2019年3月16日 14:38 ]

ピエール瀧容疑者
Photo By スポニチ

 コカインを摂取したとして12日に麻薬取締法違反の疑いで関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕されたテクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーで俳優のピエール瀧容疑者こと瀧正則容疑者(51)がレギュラー出演しているNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」(日曜後8・00)の第10話が16日、午後1時5分から再放送され、瀧容疑者の出演シーンは丸ごとカットされ、タイトルバックからも名前が消えた。

 瀧容疑者は、主人公・金栗四三(中村勘九郎)にマラソン用の足袋を提供する足袋屋「播磨屋」の主人・黒坂辛作役で出演中。第10回は、ストックホルムの四三から足袋発注の電報が届く場面で登場。1分ちょっとの短い出演シーンで、浅草の人力車夫を演じる峯田和伸(41)との掛け合いがあったが、すべてカット。峯田の名前もタイトルバックから消えた。一部追加シーンもあり、再編集したものと思われる。

 この対応にネットでは放送中から「やっぱりカットだったね」「当然でしょう」「仕方ないよね」「再放送とは言え、大河は特にうるさいのが多そうだし」と肯定的な意見がある一方で、「不自然にバッサリカットしやがった」「再放送でそこまでやる必要あったのかなあ」「作品への冒涜でしかない」「ストックホルムでの足袋盛り上がりのエピソードの愉しみが薄まる」などと批判的な意見も多く見受けられた。

 また「放送してくれて良かった」「再放送の中止・差し替えはしなかったんだね」と中止せず、無事に放送されたことに安どする声や、「ピエール瀧はやらかしてくれたよ」「播磨屋さんのシーン幻になってしまった」と瀧容疑者の愚行を残念がる声も。再放送で初めて10話を見たという視聴者からは「知らなきゃ気付かないくらい自然」と再編集を評価する声もあった。

続きを表示

2019年3月16日のニュース