白血病克服の渡辺謙 池江璃花子へ「医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずに治療を」

[ 2019年2月13日 05:30 ]

俳優の渡辺謙
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 池江璃花子(18)の白血病公表を受け、同じ病を克服した俳優の渡辺謙(59)が12日、自身のツイッターで「前を向いて焦らずにしっかり治療に専念してください」とエールを送った。

 渡辺は1989年に急性骨髄性白血病と診断された。94年に再発したが、その都度復活。「池江璃花子さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました。何故今自分がと絶望感に苛(さいな)まれているのではないかと思います」と、当時の自分を思い出すように池江を気遣った。

 渡辺は89年8月、カナダで映画「天と地と」の撮影中、左まぶたにものもらいを発症。腫れが引かなかったため現地の病院で診察を受けたところ、急性骨髄性白血病と診断された。告知された際、医師に「何人も白血病の患者を診てきたが、状態が君ほどひどいのは初めてだ」と言われたという。

 映画を降板し、すぐに帰国して入院。急性骨髄性白血病は手術ができないため、無菌室での投薬治療や抗がん剤投与など、1年にわたって懸命に闘病を続けた。抗がん剤の副作用にも強い精神力で耐え抜き、奇跡的に回復。90年5月に仕事復帰したテレビ朝日「徹子の部屋」では「入院したばかりのころ、悲観的なことは考えないように努力した」と打ち明けた。

 94年8月に定期検査で再発が見つかったが、9カ月間の闘病生活を経て再び克服。その後は20年以上、発症しておらず、この間に日本を代表する俳優へと大成した。

 “がんサバイバー”はハリウッド映画に出演し、ブロードウェーではミュージカル「王様と私」に主演。「信じられず、混乱している」という池江に「どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念してください。祈っています」と力強いメッセージを送った。

 ≪SNS上に激励の言葉≫池江が白血病とのニュースが流れると、SNS上には驚きとともに激励のメッセージが次々と書き込まれた。ツイッターには「信じられない」「ショックだ」など驚きのつぶやきのほか「頑張ってほしい」「治りますように」など応援のメッセージも多数見られた。「五輪に間に合うの?」「オリンピックに向けて頑張っている人がなぜ…」と来年に迫った東京五輪に関する言葉も目立った。

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