横尾忠則氏 20年東京五輪ポスターデザインに立候補!?「僕に頼めばいいんですよね」

[ 2019年1月25日 18:47 ]

公開制作への思いなどを語る横尾忠則氏
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 美術家の横尾忠則氏(82)が25日、神戸・横尾忠則現代美術館で会見し、翌26日から同所でスタートする展覧会「横尾忠則 大公開制作劇場 本日、美術館で事件を起こす」(5月6日まで)について説明した。

 1980年代からたびたび手法として使ってきた観客の前で絵を描く「公開制作」。同展で展示される66点中64点が、公開制作した作品だ。初日(26日)には、同所で公開制作を実施。高齢となり、「力ある作品ができるか心配だが、過去の自分の作品に刺激を受けて、頑張りたいと思います」と意気込んだ。

 体力面での不安を口にしたが、創作意欲やアイデアは衰え知らずのようだ。最近ではNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)」(日曜後8・00)のポスターデザインを手掛けた。「東京五輪のエンブレム問題があったが、あのエンブレムで使われていた色も取り入れようと思った。イタズラ心ですね」とニヤリ。デザインに込められた意外な秘話を明かし、笑わせた。

 また、「あれを見て、2020年の東京五輪のポスターを作るのが難しくなったな、と思わせたい」と自信をのぞかせた。「(2020年の東京五輪の公式ポスターは)誰がデザインするのかな?僕に頼めばいいんですよね」とちゃめっ気たっぷりに話していた。

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