「さくらももこさん ありがとうの会」TARAKO弔辞、桑田佳祐が献歌

[ 2018年11月16日 11:30 ]

「さくらももこさん ありがとうの会」の祭壇(撮影・森沢裕)
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 8月15日に乳がんのため死去した国民的漫画「ちびまる子ちゃん」の作者・さくらももこさん(享年53)をしのぶ「さくらももこさん ありがとうの会」が16日、東京・港区の青山葬儀所で執り行われ、さくらさんと親交のあった著名人ら約1000人が参列した。

 さくらさんのこれまでの人生をアニメで振り返るVTRが流され、時折、涙とともに、笑いが起こるなど、「ありがとう」があふれる“明るく楽しく和やかな”会となった。

 「ちびまる子ちゃん」の主人公、まる子の声を長年担当した声優のTARAKO(57)、プライベートで親交があった女優の賀来千香子(57)、作家の吉本ばななさん(54)が「ありがとうの言葉」として、さくらさんへ感謝の思いを伝えた。TARAKOは目を潤ませながら「私の人生の半分はまる子です。何のお礼もできなかったのが本当に…その分頑張って、ももこ先生の世界をつなげていくのが使命。ももこ先生がいなかったら、本当に人生違っていたので。まる子ちゃんの声ができて、本当に幸せでした。もっと会いたかった。会おうと思ったときにすぐ会わないとダメだと思いました」と感謝のメッセージ。最後は“まる子ちゃん”として「大人になったあなたへ。あんた、本当に偉いよ。夢を叶えたね」などと呼びかけた。

 また、歌手の桑田佳祐(62)がアニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディングテーマ「100万年の幸せ!!」を捧げた。同曲はさくらさんが作詞を担当し、桑田が編曲を担当(12年4月〜17年10月の放送で使用)。歌唱前に祭壇の前に立った桑田は、さくらさんから届いた作曲依頼時のエピソードを明かしつつ、「本当にお世話になりまして、私自身も家族もうちのスタッフもお世話になりました。何の恩返しもできていませんし、まあ、またいつか、お会いしましょう。先生、ありがとうございました」と会場の拍手の中、「100万年の幸せ!!」を歌い上げた。

 人気漫画「ONE PIECE」の作家・尾田栄一郎氏(43)、歌手の木村カエラ(34)がメッセージを寄せ、司会は、実写版の「ちびまる子ちゃん」にも出演していたフジテレビの笠井信輔アナウンサー(55)が務めたこの日の「ありがとうの会」。「明るくてかわいくて楽しいものが大好きだった」というさくさんの思いをくみ、さくらプロダクションがデザインした祭壇には、さくらさんが大好きだったダリア、トルコキキョウなどの花3万本や風船などを装飾。さくらさんの出身地・静岡県のシンボルである富士山が再現され、「まる子」「たまちゃん」などのキャラクターたちとともに、さくらさんが折りに触れて描いてきた福絵を並べ、中心には近年に描かれたという微笑む似顔絵が置かれた。

 参列者の待合室には、ゆかりの品も展示された。原画、イラスト、ポスターなどに加え、郡上八幡・郡上踊免状(国の重要無形文化財に指定されている岐阜県郡上市「郡上おどり」保存会より贈られた免状)、さくらさんが漫画執筆の際に使用していたペンなどの道具や、私物のおでん鍋なども並んだ。

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