「下町ロケット」今度はミュージカル界の“新プリンス”古川雄大が出演!王子様イメージ覆す悪役

[ 2018年11月8日 05:00 ]

「下町ロケット」に出演する古川雄大(C)TBS
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 ミュージカル界の“次世代プリンス”として注目を集めている俳優の古川雄大(ゆうた、31)が、TBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)に出演することが7日、分かった。ゴールデン帯の連続ドラマにレギュラー出演するのは初。お笑いタレント・イモトアヤコ(32)ら異色の起用が話題を呼ぶ中、今度はミュージカル界の“新プリンス”が作品を彩る。

 第6話(18日放送)からスタートする第2章「ヤタガラス編」に登場。演じるのは大農家の息子で、農林協(農林業協同組合)に所属する吉井浩。佃製作所を退社し、米農家となった殿村(立川談春)が農林協を通さずにスーパーや個人客と直接取引をするため、殿村を目の敵にし、対立する役どころ。甘やかされて育ったダメ男で「気持ち良く成敗されるさまを楽しんでほしい」とお茶目に笑った。

 古川は2・5次元ミュージカル「テニスの王子様」でブレーク。「ロミオ&ジュリエット」でロミオ役を演じるなど、王子様風のルックスで人気。今回はそのイメージを覆す悪役で「もともと優しい顔じゃない。無口だと怖いと言われる」と自身に合う新鮮な役柄を喜んでいる。

 ミュージカル俳優の先輩・山崎育三郎(32)が3年前の前作「下町ロケット」でブレーク。古川も「これから映像作品にどんどんトライしていきたい」と意気込んでいる。

 前作は「いち視聴者として拝見しており、とても素晴らしい作品で見入っておりました」といい「そんな作品に出演できることがとてもうれしいです。この作品は善と悪、仕事に対して愛情を注ぎ信念のまま真っすぐ進む人々と、様々な欲望に駆られ、間違った方向に進む人々とがハッキリ分かれていると思っています。後者を演じさせていただく上で、とても豪華で個性豊かな出演者の皆さまの中に埋もれないよう、作品のいいスパイスとなれるように精進していきます」と張り切っている。

 同局の伊與田英徳プロデューサーは「舞台で輝いている姿を拝見して、彼にクギ付けになりました」と起用理由を説明。「ちょっと難しい役どころとなりますが、映像の中でどんなお芝居をしていただけるのか楽しみです」と期待している。

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2018年11月8日のニュース