“原爆Tシャツ”波紋のBTS防弾少年団 9日「Mステ」出演を急きょ見送り テレ朝「総合的に判断」

[ 2018年11月8日 22:39 ]

韓国のヒップホップグループ「防弾少年団」(左から)RM、J−HOPE、V、JUNG KOOK、JIMIN、SUGA、JIN
Photo By 提供写真

 メンバーが着ていた“原爆Tシャツ”が波紋を呼んでいた韓国の人気7人組ヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」が、9日に予定していたテレビ朝日「ミュージックステーション」(金曜後8・00)への出演を急きょ見送った。8日夜、番組公式サイトやグループの日本版公式サイトで発表された。テレ朝も事態を把握し「着用の意図をお尋ねするなど、所属レコード会社と協議を進めて参りました」と明かし「当社として総合的に判断した結果」と出演見送りの理由を説明した。

 BTSは2013年に韓国で、14年に日本でデビュー。日本でも絶大な人気を誇っている。

 Mステ側は「11月2日に予告しましたBTSの11月9日放送回でのご出演を今回は見送らせていただくことになりました」と報告。「以前にメンバーが着用されていたTシャツのデザインが波紋を呼んでいると一部で報道されており、番組として、その着用の意図をお尋ねするなど、所属レコード会社と協議を進めて参りましたが、当社として総合的に判断した結果、残念ながら今回はご出演を見送ることとなりました」と理由を説明し「ご出演を楽しみにされていた視聴者の皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 BTSのメンバーが原爆投下のシーンをプリントしたTシャツを着ている写真が物議を醸していた。

 グループの日本版公式サイトでも「11月9日(金)放送のテレビ朝日『ミュージックステーション』に出演予定でしたが、出演を見送ることとなりました」と報告。楽しみにしていただいたファンの皆様には残念な結果となり、お詫び申し上げます。BTSは今後も、よりいい音楽とステージでファンの皆様とお会いできるよう努めて参ります」と謝罪した。

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2018年11月8日のニュース