藤田紀子 貴ノ岩の訴え取り下げに「被害者の泣き寝入り。あまりにも気の毒」

[ 2018年10月31日 12:31 ]

タレントの藤田紀子
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 大相撲の元貴乃花親方(46=元横綱)の母でタレントの藤田紀子(71)が31日放送のTBS「ビビット」(月〜金曜前8・00)の電話インタビューに応じ、元横綱・日馬富士の暴行事件を巡り、被害者の幕内・貴ノ岩(28=千賀ノ浦部屋)が慰謝料など約2413万円の損害賠償を求めた民事訴訟で提訴を取り下げたことにコメントした。

 貴ノ岩は取り下げの理由について文書で「裁判を起こしてから、母国モンゴルでは私に対する想像を超える強烈なバッシングが始まり、私の家族もモンゴルで非常につらい目に遭った」などと説明。藤田は「あまりにもかわいそうだと思います。今回、自分のことよりも、兄弟、家族のことを思って、本当は心の中で涙して、諦めたんだと思う」と貴ノ岩の心情をおもんばかった。

 さらに「結論は被害者の泣き寝入りです。ケガをさせられたうえに、精神的苦痛を与えられ、またそれが家族にまで、あまりにも気の毒で、気の毒すぎます」と訴えた。

 今月1日付で相撲協会を退職した元貴乃花親方についても言及。「もしこの事件がなければ、果たして貴乃花は協会を辞めていたでしょうか。結局は警察に訴えた貴乃花親方は協会を去らなければならなくなったわけですからね」とし、「このままで終わらせていいんでしょうかね。逆に私はこのテレビを見ている世の中の方々に問うてみたい」と投げかけた。

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2018年10月31日のニュース