福澤朗アナ「下町ロケット」でも再び悪役!イモトの元上司「道行く人から後ろ指を指されるような存在に」

[ 2018年10月21日 05:00 ]

クリーンなイメージを一新した「ブラックペアン」に続き、日曜劇場「下町ロケット」でも再び悪役に挑む福澤朗アナウンサー(C)TBS
Photo By 提供写真

 元日本テレビのフリーアナウンサー・福澤朗(55)がTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)に第2話(21日放送)から登場することが分かった。クリーンなイメージを一新した今年4月期の同局「ブラックペアン」に続く“悪役”。福澤アナは「やがて道行く人から後ろ指を指されるような存在になれれば幸いです」と笑いを誘いながら張り切っている。

 俳優の阿部寛(54)が主演を務め、経営難に追い込まれた下町の町工場・佃製作所が技術力により困難を打ち破る様を描き、列島に感動を呼んだエンターテインメント巨編の3年ぶり続編。前作は2015年10月期に放送され、最終回の平均視聴率22・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)が同年の民放連続ドラマ1位に輝く大ヒットとなった。

 「半沢直樹」「ルーズヴェルト・ゲーム」「下町ロケット」(第1作)「陸王」に続き、池井戸潤氏の原作は5度目のドラマ化になるTBSだが、続編制作は初。今回も、おなじみの伊與田英徳プロデューサー&福澤克雄監督のゴールデンコンビを中心に制作。第2弾の原作「下町ロケット ゴースト」(小学館)は7月20日に発売されたばかり。宇宙から大地へ、新たな物語が始まった。

 今作、福澤が演じるのは帝国重工の機械製造部部長・奥沢靖之役。奥沢は次期社長候補・的場俊一(神田正輝)の側近で、現社長・藤間秀樹(杉良太郎)と対立する反藤間派の代表格。そして、島津裕(イモトアヤコ)の帝国重工社員時代の元上司。厳しい目付け役として島津が設計したトランスミッションをことごとく否定し、彼女が帝国重工を辞めるきっかけとなった“ある出来事”に深く関わっている。

 福澤は「憧れの『下町ロケット』、憧れの『福澤克雄演出』です。同じ『福澤』として全力で取り組む所存です。ご覧の皆さま方の月曜日からの活力になるべく命懸けで闘います」と気合。05年のフリー転身後、民放連続ドラマ初出演となった「ブラックペアン」は厚生労働省の医務技監を好演したが、今回さらに“ヒール度”が増すといい「やがて道行く人から後ろ指を指されるような存在になれれば幸いです(笑)」と“嫌われ役”に覚悟を示した。

 伊與田プロデューサーも「ブラックペアン」に続く起用に「報道番組のクリーンなイメージとはガラッと印象が違っていて、驚かされました。一芸に秀でる方は他の分野でも凄いんだなと。今回もなかなかの悪役です。福澤さんらしい奥沢を期待しています」と楽しみにしている。

続きを表示

2018年10月21日のニュース