ジュリー ドタキャン公演は自主興行 損害4000万円大半は事務所負担に 展開次第で双方の関係悪化も

[ 2018年10月20日 05:30 ]

沢田研二
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 沢田研二(70)が17日のさいたまスーパーアリーナ公演をドタキャンした問題で、中止に伴い発生した4000万円ともされる損害額の大半を、沢田の所属事務所が負担せざるを得ない状況であることが19日、分かった。

 公演の開催については、主に事務所が主導する「自主興行」と、事務所がイベント会社に託す「委託興行」の2通りあり、17日は自主興行だった。イベントが成功した際は収益が大きいため、大会場であらかじめ集客が見込める場合はこちらを選択するケースが一般的。沢田は6日の横浜アリーナ公演も自主興行で開催していた。

 実入りが大きい分、リスクも背負うことにもなり、「会場費や設営費などで3000万〜4000万円」(音楽関係者)といわれる今回の損害を沢田の事務所が負担する可能性が高い。沢田は18日、自宅近くで応じた取材で「(中止を申し出た際)事務所もイベンターも“やってください”と頭を下げてきた」と振り返った。本来なら沢田の意向をくむべき立場の事務所が翻意を促した一因には、ファンの立場を考慮したのはもちろんのこと、ばく大な損害を避ける目的もあったとみられる。

 自主興行の場合、イベント会社はサポート役となる。17日の公演に携わったイベント会社は今後、来年1月まで続く沢田の全国ツアーで計3公演を開催。関係者によると、これらはいずれも「委託興行」とみられる。

 興行の契約については口約束のケースが多く、関係者は「イベンターと事務所で軽い衝突があるかもしれない。それよりも心配なのは事務所と沢田の関係だ。今後、興行がうまくいかなかった場合、軋轢(あつれき)が生まれるかもしれない」と指摘した。沢田の事務所社長はこの日、損害については「お話しできない」とした。

 ≪ベテラン歌手なら全額負担避け「助け合い」≫沢田クラスのベテラン歌手の場合、事務所側の「自主興行」であってもイベンターとの“契約”を緩やかにするケースがみられる。関係者は「がんじがらめにならないように互いのもうけやリスクをある程度、分け合う契約にする。大きな損害が起きた場合、助け合う形にしている」と説明。今回のドタキャンも事務所側の全額負担にならないとみられ、18日に取材対応した沢田が「イベンターと事務所ともっと頑張ってくれよと思う」と話したのには、そういう意味がある。

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