高橋祐也容疑者 印象残る05年の“逆質問”「やりたいことどうやって見つける?」

[ 2018年9月16日 09:30 ]

女優の三田佳子
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 女優・三田佳子(76)の次男で、11日に覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された高橋祐也容疑者(38)。覚醒剤を巡って逮捕されるのは4回目だ。00年の2回目の逮捕後、執行猶予期間中だった05年12月にインタビューした際の“逆質問”が印象に残っている。

 同月に「YUYA」のアーティスト名で歌手デビュー。ミニアルバムの発売を前に、数社のスポーツ紙の記者で本人に話を聞いた。当時の生活について、毎朝座禅を組むことを明かし「今は本当に穏やかな生活です」と語っていた。顔つきや話し方も穏やかで、心身共に落ち着いている様子だった。当日は26歳の誕生日で、自分へのプレゼントに仏壇を購入したといい「今があるのは先祖のおかげ」とも話していた。覚醒剤に手を出し、家族に迷惑を掛けたことについては「責任感が足りなかった」と繰り返した。

 それ以前には演出家の唐十郎氏主宰の劇団で俳優修行していた時期もあり、Vシネマにも出演。「今後何をやりたいのか。どうなりたいのか」という質問には、言葉を詰まらせた。「やりたいことって、どうやって見つけるんですか?」と記者たちに質問。「なんで新聞記者になろうと思ったんですか?」と仕事を選んだ理由も尋ねてきた。大女優の息子に生まれ、恵まれ過ぎた環境で育ったせいだろうか。本人にしか分からない苦労や葛藤もあっただろうが、夢や目標が見つからない、その見つけ方さえ分からないという悩みに、根本的な部分の不安定さが垣間見えた。

 それから2年後の07年11月に3回目の逮捕。10年には結婚して長男が誕生し、今度こそ更生が期待されたが4回目が起きてしまった。最近は都内で飲食店を経営していたという情報もあるが、逮捕の際の警察の発表では職業不詳。三田が発表した「親としては、もう力及ばずの心境です」との言葉を、自身も親となった高橋容疑者がどう受け止めるだろうか。(記者コラム)

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