菅井王位、藤井七段に貫禄の勝利 残り時間も大差110分―1分

[ 2018年9月3日 20:08 ]

棋王戦本戦の挑戦者決定トーナメント2回戦で勝った菅井竜也王位(左)は藤井聡太七段とともに終局後、感想戦を行う
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 大阪市内の関西将棋会館で指された8大タイトル戦の一つ、棋王戦本戦の挑戦者決定トーナメント2回戦で藤井聡太七段(16)を負かした菅井竜也王位(26)。タイトル保持者の貫禄を見せつけ、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 持ち時間はそれぞれ4時間。序盤から頭を使わせて藤井を残りわずか1分まで追い詰める一方、自身は最終的に1時間50分も余らせるなど展開的には余裕いっぱいだった。

 終局後は所持する王位に続くタイトル奪取についても「もう少し頑張らないといけないと思っている。集中して頑張りたい」と意欲をみせていた。3回戦では佐藤康光九段(48)と対戦する。

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2018年9月3日のニュース