アンジャ渡部「さんまさんの生態知りたい」 クロちゃんら不健康三銃士には「本気でイライラ」

[ 2018年9月3日 08:30 ]

アンジャッシュの渡部建
Photo By スポニチ

 昨年10月にレギュラー化したTBSの医療バラエティ「名医のTHE太鼓判!」(月曜後7・00)の3時間SPが3日、放送される。番組の検査がきっかけで歌手の麻倉未稀(58)、東てる美(62)のがんが発覚するなど、芸能人の健康管理に一役買ってきた同番組のMC「アンジャッシュ」渡部建(45)に1周年を迎えるにあたっての心境や今後の抱負を聞いた。

――10月で番組は1周年。7月30日の3時間SPでは平均11・5%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークするなど、番組は好調が続いています。

「ありがたいですね。僕たちパネラー陣も一緒に医師の皆さんから学んでいる感じです。『これ、人に話したくなるな』とか、『明日の朝から試したいな』と感じることの積み重ねで、手応えがあるという感じはしないです」

――これまで200人以上の芸能人の健康をチェックしてきましたが、印象に残っているゲストはいますか。

「クロちゃん、嶋大輔さん、内山(信二)くんはとても印象に残っています。不健康な上にうそもつくんですよね(笑)。良性な不健康と悪性な不健康があるとすれば、完全に悪性ですから」

――その3名は “不健康三銃士”として番組に度々出演しています。

「本気でいらいらしてしまうので、本当に怒ってしまわないように気をつけています(笑)。あまりに不摂生で嘘つきだし、生活習慣も改善しませんから。でも、そこはMCなのでぐっと大人になるように心がけています。嶋さんに至っては芸能界の大先輩なので、あまりいらつかないようにしています(笑)」

――この番組のMCを務めるようになってから健康に気を遣うようになりましたか。

「そうですね。番組で紹介された食べ物はもちろん試してみたりしています。それに、今の芸能界は楽屋では皆が健康の話をしています(笑)。アラフォーが多いので、それ以外の話はしていないぐらいです。昔は『こんな番組やりたい!』なんて夢を語り合っていましたけど、今はどこの検査が良いとか、あの数値が悪かったとかそんな話ばかりです。実際にOAを見てくれた仲間から、『紹介してたあれ、本当にいいの?』とか聞かれることも増えました」

――芸能人の私生活に密着して、健康状態や生活習慣を明らかにすることも番組の見どころの1つですが、ゲストとして出演して欲しい方などはいらっしゃいますか。

「芸人としてはさんまさんの生態を知りたいです。ほとんど寝ないし、体型も変わらないし、ずっと喋っていて体力もありますから。さんまさんみたいな方って自分で検査を受けて調べたりもしないと思うんです。是非1回、体の中を見てみたいです。あとは、現役のアスリートの方とか、見るからに健康そうな方の生活ものぞき見してみたいですよね」

――最後に今後の番組の抱負を教えてください。

「こういう番組に出てくれる方は不健康を自覚している方ですから、これからは芸能界の隠れ不健康をどんどん発掘していきたいです。絶対黙っている人もいると思うので(笑)。芸能界全体の病を治していきたいです。(3日の3時間SPも)すぐ試せる、役に立つ情報ばかりなので、是非見ていただきたいです」

続きを表示

2018年9月3日のニュース