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【津川さんを悼む】熱く語った昨年七夕の夜の“最後の晩餐”

[ 2018年8月8日 07:52 ]

津川雅彦さん死去

津川雅彦さん
Photo By スポニチ

 昨年の七夕の夜に東京・代官山のレストランで食事をした。あれが津川さんとの“最後の晩餐(ばんさん)”になってしまったとは残念でならない。

 映画やドラマの話はもちろん、政治やさまざまな社会問題を熱く語っていた。その表情はいつものことながら少年のようだった。あれから1年と少し。こうした形でお別れをしなければいけないとは本当に思ってもいなかった。

 愛妻の朝丘さんに先立たれたのが、やはりショックだったようだ。兄の長門裕之さんが認知症を患った妻の南田洋子さんを介護する様子をマスコミに撮らせたのと反対で、アルツハイマーを患った朝丘さんのことは徹底的に伏せた。兄弟でもえらい違いだと思ったが、それが津川さんの哲学、ポリシーだった。

 朝丘さんの訃報を受けて5月20日、仕事先のテレビ朝日(六本木)で会見したときの苦しそうな顏。鼻からチューブを入れ、「俺より先に逝ってくれてよかった」と本音を漏らした。最後まで面倒を見てあげられた安堵(あんど)が言わせたが、今ごろはどんな顏して天国で再会しているだろうか。合掌。(映画担当・佐藤 雅昭)

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