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浜村淳 津川雅彦さんをしのぶ「色気があって悪役もできる貴重な存在だった」

[ 2018年8月8日 19:09 ]

 タレントの浜村淳(83)が8日、大阪市内で本紙取材に応じ、4日に心不全のため78歳で死去した俳優・津川雅彦さんとの思い出を明かした。

 浜村が20代半ば、東京で活動していた頃、所属事務所が同じだった津川さん、歌手ミッキー・カーチス(80)の同世代3人でよく集まった。「酒の場もあれば、昼間に公園の芝生で語り合うこともあった」という。共通の趣味は落語鑑賞。当時、事務所の隣にあった東宝演芸場で人気芸人が出演する「名人会」を観に行っては、感想を語り合った。「津川は“四宿の屁”という小噺を落語家になったつもりで演じていた」と懐かしんだ。

 馬鹿話をしたかと思えば、芝居論を熱弁。映画「ひとひらの雪」で女性に翻弄(ほんろう)される役を演じた際には、自分にも役柄と似たぶざまな面があると話すなど、飾らずさらけ出す人だった。

 二枚目の津川さんは当時から浮いた話に事欠かず、「もう時効だから」と自ら武勇伝を披露することもあった。だが、津川さんが映画「マノン」(81年)に出演した際、浜村が妻の故・朝丘雪路さんに「彼、悪い役やってましたね」と言うと、「まー君は実際そんな悪い人じゃないんですよ」と笑顔。「夫婦愛を感じました」と振り返った。

 役者としても「色気があって悪役もできる貴重な存在だった」と絶賛。「名優と呼ばれる人が次々に天国に旅立つのが本当に寂しい」と惜しんでいた。

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