ディーン妹・藤岡麻美 逆輸入再デビュー!台湾でアクション女優開花、時代劇に意欲

[ 2018年8月8日 06:40 ]

笑顔を見せる藤岡麻美(撮影・会津 智海)
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 人気俳優ディーン・フジオカ(37)の実妹が、ディーンと同じく台湾から“逆輸入デビュー”する。現地で計15社とCM契約している藤岡麻美(36)。90年代後半にはアイドルグループ「チェキッ娘(こ)」に所属。5年前に台湾に拠点を移し、アクション女優として開花。「時代劇に挑戦したい」と、兄に負けないオンリーワンの女優を目指す。

 兄のディーンそっくりの端正な顔立ち。昭和の正統派の美人女優がまとっていたような気品と風格がある。

 「昔から老け顔って言われてきたけど、年齢が追いついてきましたかね。兄に似ているとは言われますが、自分ではよく分からない」と笑った。

 小学生の頃からピアノ、バレエ、ジャズダンスなどを習い、16歳で「チェキッ娘」に加入。リードボーカルを担当することが多く、その後のガールズバンド「chee’s」解散後はシンガー・ソングライターとして活動するなど、主に音楽中心の芸能活動だった。

 転機は5年前。友人と旅行で訪れた台湾で「人も天候も驚くほど自分に合っていて。ここで頑張ってみたい!と思った」という。

 とはいえ、中国語もできなければ、特別な売りもない。そこで挑んだのがアクションと剣術。大学で中国語を勉強しながらスタントマンと中国武術の稽古も受け、男性スタントマンが拒んだ3階建て屋上からの飛び降りに成功するなど、文字通り体当たりで仕事をつかんでいった。

 その厳しい環境が凜(りん)とした存在感を形成し、今ではトヨタや大正製薬など、日本企業を中心に計15社とCM契約。一緒に台湾旅行をした友人から日本の芸能事務所を紹介され「あなたみたいな雰囲気の美人はいないし、本格的なアクションができる女優さんもほとんどいない」と口説かれ、逆輸入での再デビューとなった。

 台湾と日本を行き来しながらの活動に「時代劇をやってみたい。日本の殺陣をマスターして着物を着てのアクションに挑戦したい」と意欲満々。8日午後9時にフジテレビ「梅ズバ!2時間SP」に出演。20日発売の「週刊プレイボーイ」に水着なしでグラビアを飾る。

 ◆藤岡 麻美(ふじおか・まみ)1982年(昭57)5月27日生まれ、福島県出身の36歳。兄と弟、妹の4人きょうだい。08年「銀河鉄道999〜あなたが選ぶメーテル」コンテストでグランプリ受賞。2年前に台湾在住の日本人実業家と結婚。身長1メートル62、血液型A。

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