津川雅彦、亡き妻・朝丘雪路さんへの思い「先に逝ってくれて感謝」の真意

[ 2018年6月7日 12:55 ]

俳優の津川雅彦
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 俳優の津川雅彦(78)が7日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜正午)に出演。アルツハイマー型認知症のため4月27日に死去した妻・朝丘雪路さん(享年82)への思いや、5月20日の会見で「僕より先に死んでくれたことに感謝」と話した、その真意について口にした。

 一時は別居していたが、朝丘さんの認知症が症状が進行した3、4年前から共に生活。自身も体調に不安を抱えるなかでの介護生活を続け、最期まで看取った。先月の会見では亡き妻に向け「娘を産んだことも含めて、家を売ってくれたことも含めて、僕より先に死んでくれたことも含めて、感謝だらけです」と話していたが、この日も「先に逝ってくれて感謝です」と津川。「(自分と朝丘さんと)どっちが先に逝くかの競争。娘に苦労させるのはかわいそう。朝丘さんを娘に残して面倒をみるのは大変だから、先に逝ってくれて感謝しています」と、長女・真由子さんの苦労を考えての思いだったと明かした。

 朝丘さんのいないか毎日について「ポコっと穴が開いた感じはしています」と喪失感も口にした。結婚生活を振り返り「(日本画家の)伊東深水のお嬢さまだったのに、この不良と結婚して、ご苦労をおかけしました。45年間、ごめんなさいね」と亡き妻にメッセージ。黒柳徹子(84)からは「でも彼女(朝丘さん)だったら“いいのよ〜そんなこと”って言うと思うけど」と言われると「そうかな」とやさしくほほ笑んだ。

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2018年6月7日のニュース