チョ・ジョンミン デビュー曲は「初めて歌ったときには涙が出ました」

[ 2018年6月7日 17:23 ]

日本デビュー曲「あっぱ」を披露したチョ・ジョンミン
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 韓国の人気トロット歌手、チョ・ジョンミン(31)が6日、大阪市内のフェスティバルホールで行われた「大阪歌謡フェスティバル」に出演。作詞・作曲家の中村泰士氏(79)がプロデュースした日本デビュー曲「あっぱ」を披露した。

 4月18日に同曲をリリースして以降、日本でステージに立つのはこれが初めて。純白のスーツ姿で「みなさん初めまして」と約2700人の観衆に初々しくあいさつ。ピアノの弾き語りで、バラード調のメロディーをしっとりと歌い上げ、大きな拍手を浴びた。

 韓国では月1回のペースで人気歌手が登場し、同規模大ホールから中継されるKBSの番組「歌謡舞台」に出演。そのため大観衆には慣れているが、日本では初めてだけに最初は緊張気味。それでも「お客さんの笑顔が見えて、大丈夫になりました」と感謝した。

 デビュー曲は父親への感謝の気持ちを伝える歌。10年前に父親を亡くしており、「初めて歌ったときには涙が出ました。お父さんを思い出して運命的なものを感じました。この曲は心で歌うことができます。きょうは最後まで聴いてくれてみなさんが拍手をしてくれたのがうれしかった。うまく伝えることができたんじゃないかと思います」話した。

 現在は日本語を勉強中。「いずれはこういうところで自分のコンサートを開けたら」と日本でさらに飛躍する夢を膨らませていた。

 7月4日には大阪・リーガロイヤルホテルで開催される「中村泰士50周年スペシャルディナーショー」に出演する予定。

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2018年6月7日のニュース