米国留学中の大島優子 本格復帰へ 三浦春馬初の舞台単独主演作で娼婦役

[ 2018年6月7日 04:00 ]

舞台「罪と罰」で娼婦役を演じる大島優子
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 海外での語学勉強のため昨年8月から芸能活動をセーブしてきた女優の大島優子(29)が、来年1月の舞台で本格復帰する。三浦春馬(28)が主演する「罪と罰」。3年ぶりの舞台出演となり、一皮むけた大人の優子が見られそうだ。

 大島は昨夏に渡米。「30歳までに海外で英語を勉強したい」と、約1年間の留学に向かった。所属事務所は大島がどこにいるかなどの詳細を明かしていないが、現在も海外で生活をしている。関係者によると、秋に帰国する予定という。

 帰国後に待つのが、ロシアの文豪ドストエフスキーの世界的名作「罪と罰」。自身の正義のために人を殺した青年・ラスコーリニコフ(三浦)が、次第に罪の意識や孤独感に苦しみ、最後は自首する物語だ。

 その青年と心を通わせるのが、大島が演じる娼婦(しょうふ)のソーニャ。家族の生活のために娼婦になった生き方は、青年に大きな影響を与える。演出側は「天使のよう」「小さくてか細い」「傷ついた人を演じることができ、大きく感情表現ができる」などとキャスティングをイメージ。この注文に応えられるとして、大島が抜てきされた。

 大島は「芝居をすることからしばらく離れていましたが、この作品に、そしてソーニャへの情熱を傾ける時間に一意専心したい」と意気込んだ。

 一方、主演の三浦は舞台の単独主演は初めて。15年の出演舞台「地獄のオルフェウス」で意気投合した、英演出家フィリップ・ブリーン氏と念願の再タッグ。大島とは初共演となり「繊細かつパワフルな演技をされる方。どんなやりとりができるか、今からとても楽しみ」と話している。

 来年1月に、東京・渋谷のBunkamuraシアターコクーンで上演される。

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