大森南朋&麻生久美子 岩松作品「好きです」 26年ぶり再演「市ヶ尾の坂」

[ 2018年5月16日 17:33 ]

「市ヶ尾の坂ー伝説の虹の三兄弟」初日前会見に出席した大森南朋と麻生久美子
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 俳優の大森南朋(46)、女優の麻生久美子(39)が16日、都内で行われた舞台「市ヶ尾の坂ー伝説の虹の三兄弟」(17日〜6月3日、本多劇場)の初日前会見に出席した。

 同舞台は1992年、市ヶ尾の坂に暮らす母のいない三兄弟と母になれない美貌の人妻の絵合わせのような家族劇で26年前の作品を新演出で上演する。作・演出を手がける岩松了(66)は「26年ぶりの再演なので、ほとんど新作やっている感じ。やりながら昔のことも思い出したが基本的にはまた新しいドラマになっているのでは」と手ごたえを語った。

 大森は「明日から初日なので、この1カ月がんばって稽古をしてきたので、みなさんに気に入っていただける作品になれば」とアピール。麻生は「とても緊張していて、明日初日をむかえるのが不安です。でも岩松さんの舞台なので、できるだけ自分の中で楽しんでできれば」と意気込みを語った。

 出演者は岩松作品の魅力を聞かれると皆、口々に「好きです」と告白。大森は「セリフがすごくキレイ。人間の置かれた状況を空間的に教えてくれるので勉強になる。そんな岩松さんの作品が好きです」と笑顔。麻生も「私も岩松さんの書かれるセリフが大好き。岩松さんの書かれたセリフを話せるだけで幸せ。今まで楽しいって思ったことなかったが、今回の稽古場では少し楽しさを感じ始めました。岩松さんの演出がすごく好きです」と話して、岩松を照れさせていた。

 会見にはほかに三浦貴大(32)、森優作(28)、池津祥子(48)が出席した。

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