黒岩よしひろさん死去で連載中の漫画は終了 執筆途中の最新話公開へ

[ 2018年5月16日 11:37 ]

 「鬼神童子ZENKI」などの作品で知られる漫画家の黒岩よしひろさんが8日に心筋梗塞のため亡くなっていたことが16日、分かった。訃報を受けて、黒岩さんが「乙女神天照(オトメガミアマテラス)」を連載中だったホーム社WEB漫画サイト「Z」が公式サイト上に追悼のコメントを掲載した。

 「Z」は訃報を受け、「『Z』では、サイト開設時より『乙女神天照』の連載を開始され、日本神話をモチーフとした新しいヒロイン像を作ろうと挑戦されておりました」とコメントを掲載。「先生の漫画には元気と勇気、人が持つ力を信じる心が込められておりました。志なかばにしてご逝去されたことを思うと言葉もありません。先生の作品を愛し、応援してくださった沢山の皆様の心の中に、黒岩節は生き続けていくことでしょう。心よりご冥福をお祈りいたします」と哀悼した。

 連載については「現在掲載中の第13話をもちまして誠に残念ながら終了とはなってしまいます」としつつも、「途中までペンの入った最新の第14話、およびラストまでのアイディアはご遺族の協力のもと読者の皆様に見て頂けるような形にできればと考えております」とした。

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2018年5月16日のニュース