王将戦第2局から一夜 久保王将連勝へ天衝かぶり気合十分

[ 2018年1月30日 05:30 ]

佐賀県重要無形民俗文化財の米多浮立で使われる、3メートルの天衝のかぶり気を引き締める久保王将(中央)
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 第67期王将戦7番勝負(主催スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)第2局に勝った久保利明王将(42)は対局から一夜明けた29日、対局場となった佐賀県上峰町周辺を散策した。

 勝勢が続きながら、終盤までもつれる激戦を制しての白星。挑戦者の豊島将之八段(27)との対戦成績を1勝1敗のタイに戻し「連敗すれば厳しくなるのでホッとした。改めて一からしっかりやりたい」と力を込めた。

 散策の途中、同町の米多浮立(めたふりゅう)資料館に立ち寄り、約380年続く秋祭りで使用されるかぶり物「天衝(てんつく)」に挑戦。高さ約2メートル、重さも約5キロもあり「ずしっとした重さが首にくる。立ち上がるのは無理」と苦笑い。

 第3局は2月3、4日、栃木県大田原市の「ホテル花月」で指される。

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2018年1月30日のニュース