堺雅人 初共演の吉永小百合に刺激「まだまだ一生懸命さが足りない」

[ 2018年1月4日 16:30 ]

映画「北の桜守」完成披露舞台あいさつで登壇した吉永小百合(左)と堺雅人
Photo By スポニチ

 女優の吉永小百合(72)が主演する映画「北の桜守」(3月10日公開、滝田洋二郎監督)の完成披露試記者会見は4日、都内で行われ、吉永のほか、共演の堺雅人(44)、篠原涼子(44)、岸部一徳(70)らが登壇した。

 戦争中から戦後にかけて極寒の北海道で懸命に生き抜いた母と子の約30年にわたる軌跡を描いた作品。吉永と実写では初共演となる堺は北海道・稚内でのロケを振り返り、「そばにいるだけでも幸せな気持ちだった」といい、「吉永小百合さんと心温まる旅行に行ったような思いで思い出されます」としみじみ。それでも舞台となった北海道の印象は「やっぱりうに」だといい、「紫うに、ばふんうに、毎日うにをいただきました。(北海道には)うにを食べにまた行きたい」と笑顔で見せた。

 同じく吉永と初共演の篠原も「吉永小百合さんと一緒に、こういうふうにお仕事させていただくなんて思っていなく、本当に夢のようで仕方ありません。ご一緒できたのが凄く光栄ですし、参加することができて幸運だな。2018年はいい年明けだなと」と話した。

 吉永の意外なエピソードを聞かれ、堺は「一番驚いたというか、感動したのがひたむきさと一生懸命さ。どんなカットも全力でぶつかってらっしゃって、そのひたむきな姿が印象深かった。僕は44(歳)なんですが、まだまだ一生懸命さが足りないなと、反省しました。本当にステキな大先輩です」と大先輩の姿勢に刺激を受けたことを明かした。

 篠原は「世界一着物が似合う女性だと思っているんですが、大胆なことはあまりなされないだろうなというイメージだったんです」と切り出し、「凄くスポーツ選手顔負けのアスリートっぷりで、物凄く運動が大好きで、ずっと動いてらっしゃるので、私もちょっと触発されて、今年は(運動を)やろうかなと。やってません、まだ」と笑った。そんな初共演の2人に、吉永が「堺さんはプロフェッショナルということのを感じた。それに比べて、私はいつまでもアマチュア。反省しないといけないなと」と感服。さらに「篠原さんは近いうちに、同じジムで同じプールで泳ぎたい。待ってます!」とニッコリ。大先輩からの言葉に堺と篠原は恐縮しきりだった。

続きを表示

2018年1月4日のニュース