松坂桃李「自分は良くないなと思った」過去の愚かな“罪”を告白

[ 2017年12月21日 20:05 ]

映画「不能犯」の完成披露試写会で舞台挨拶を行った松坂桃李
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 俳優の松坂桃李(29)が21日、主演映画「不能犯」(監督白石晃士、来年2月1日公開)の都内で行われた完成披露試写会で舞台あいさつに立った。

 松坂は、人の心を操り死に追いやる立証不能な犯罪者という役どころにちなみ、積み重ねた空のボックスからこつ然と登場。演出のスモークがボックス内に充満したのか、むせ返ってしまうハプニングもあったが、「素人がやるもんじゃない。でも、この役をやっていなかったらできない経験だった」と照れながら話した。

 撮影中は役になり切ることに徹していたようで、刑事として対じする沢尻エリカ(31)は「近づきにくいオーラがあって、話しかけられない。どう接していいか分からなかった」と驚嘆。間宮祥太朗(24)も、「身長も高いので、立っているだけでビックリする。存在感が異質で、周りだけ色が出ているようだった」と明かした。

 唯一、矢田亜希子(38)が「私は演じていない部分でも話して、和やかでしたよ」とフォロー。だが、「すっごいことをされるシーンがあって、その時にひょう変するんです。切り替わるスイッチがすごくて、圧倒されました」と暴露。松坂は、「全部、監督の指示ですからね」と言い訳に必死だった。

 また、松坂のセリフ「愚かだねえ、人間は」というセリフにからめ、それぞれの愚かな“罪”を告白することに。松坂は、「街を歩いていた時にスケボーをやっている人がいて、危ねえなあ、転ばねえかなあと思っていたら転んで、おっしゃあと思った。大丈夫かなではなく、ほら、そんなことしているからと思ってしまった自分は良くないっすね」と自省していた。

 舞台あいさつにはほかに新田真剣佑(21)、芦名星(34)が登壇した。

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2017年12月21日のニュース