藤井効果 他分野にも波及…「勝負めし」豚キムチうどんに殺到

[ 2017年12月21日 09:31 ]

藤井“先生”子供に夢の一手

藤井四段の「勝負めし」豚キムチうどん
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 藤井効果は他分野にも波及した。

 対局中、最も注目を集めたのが「勝負めし」。麺類好きの藤井は29連勝を果たした対局の際、昼食に将棋会館近くの「みろく庵」の豚キムチうどんを注文。するとファンが「藤井四段と同じ物を食べたい」と殺到し、連日大にぎわいとなった。

 子供の頃に遊んでいたスイス製の玩具「キュボロ」は、品薄状態が続いている。キュボロ公認販売店の「アトリエ ニキティキ」吉祥寺店は、今月に受け付けた予約分は「お渡しできるのは2020年の4月以降になります」(担当者)と“2年4カ月”待ちの状態を語る。製造するスイスでも日本での人気に驚いているという。

 藤井初の公式グッズとなった「大志」と揮毫(きごう)した扇子について、日本将棋連盟は「すでに完売です。追加販売はありません」と説明。有名棋士でも年100〜200本を販売するそうだが、藤井の場合は「桁が違いました」(販売課)と人気ぶりに舌を巻く。販売本数は明言しなかったが、5000本超は確実とみられる。

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