松居一代と船越英一郎が離婚合意…泥沼騒動急転、年内決着

[ 2017年12月14日 04:50 ]

松居一代、船越英一郎夫妻
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 女優松居一代(60)と俳優船越英一郎(57)の泥沼離婚騒動が13日、決着した。この日、東京家庭裁判所で行われた第2回調停に松居、船越とも出席し、離婚に合意したことが分かった。近く離婚届を提出する。松居が船越を一方的に糾弾する動画を公開してから161日。「最高裁まで戦う」と長期化を宣言していた騒動が急転、年内決着となった。

 日本中を騒がせた“リアルサスペンス劇場”に幕が下ろされた。

 松居は調停終了後、取材陣の「調停は成立したか」の問い掛けには無言のまま答えなかった。ただ「裁判まで行くか」の質問には「どこまでも行きますよ」と答え、その後も「次の戦いの準備をします」と強調。従来通りの強気の姿勢を見せたが、スポニチ本紙の取材では、この日の調停で離婚に合意。越年必至とみられていた調停が一転、成立した。

 調停は約90分間行われ、9月の第1回に1人で出席した松居は代理人弁護士が同席。船越側も本人と代理人が出席し、合意内容を確認したという。

 松居はこの日の調停開始直前、ブログで今年一年を漢字1文字で「戦」と表現した。だが、その一方でスポニチ本紙などの取材に「お金があると苦労しますよ」と漏らした。そして調停後、「2年戦うのはキツい。来年は笑いたい」と珍しく弱音を吐いた。それは騒動後初めて話した本音だった。

 ◆松居 一代(まつい・かずよ)1957年(昭32)6月25日、滋賀県生まれの60歳。80年に日本テレビ「11PM」のアシスタントで芸能界入り。映画「肉体の門」に出演。86年に実業家の男性と結婚。1児をもうけたが、その後、離婚。考案した掃除用具が大ヒットし、掃除好きのカリスマ主婦として活躍。

 ◆船越 英一郎(ふなこし・えいいちろう)本名船越栄一郎。1960年(昭35)7月21日生まれの57歳。神奈川県出身。父は俳優の船越英二氏、母は元女優・長谷川裕見子さん(共に故人)。82年TBSドラマ「父の恋人」でデビュー。劇団の主宰などを経て、テレビドラマに多数出演。「2時間ドラマの帝王」の異名も。

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