立川志らく「ワイドナショー」初登場「一番真実が転がっている気がします」

[ 2017年11月18日 16:00 ]

「ワイドナショー」に初出演する立川志らく(左はダウンタウンの松本人志)(C)フジテレビ
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 TBS「ひるおび!」のコメンテーターとしても活躍している落語家の立川志らく(54)が19日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に初登場する。落語家のゲストコメンテーターは番組初。志らくは「バラエティーのノリみたいのは慣れていない」としながらも、徐々にエンジンがかかり、鋭いコメントを連発。「『ワイドナショー』はふざけているように見えて、ここに一番真実が転がっている気がします」と収録を振り返った。

 ダウンタウンの松本人志(54)がレギュラーコメンテーター、東野幸治(50)がMCを務め、普段はスクープされる側の芸能人が個人の見解を話しに集まる番組。今回は、大相撲の横綱・日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)の暴行事件、「第68回NHK紅白歌合戦」出場歌手当落などの話題を取り上げる。ゲストコメンテーターは志らく、 いとうあさこ(47)、RAG FAIRの土屋礼央(41)。

 出演オファーに、志らくは「『ワイドナショー』はずっと見ていたし、(9月15日放送の)『ダウンタウンなう』の『本音でハシゴ酒』に出演させてもらって、いろいろなお話ができたので、自分は番組を選ぶという意識はないけども、興味のあった番組だったので、素直にうれしかったです」と喜び。「以前は『報道ステーション』とか『グッド!モーニング』みたいな真面目な番組に呼ばれることが多かったけれど、『ひるおび!』に出るようになってからはバラエティーが多くなったんです。『コイツはまともなやつじゃないな』と思われたのでは」と笑った。

 収録を終え「真面目なニュースを自分なりに語ることは慣れていますが、バラエティーのノリみたいのは慣れていないので、自分が埋もれていく感じがして、どうしたらいいか分からないし、一緒になってやるのは難しいな、と思いました」としたが、志らくの発言にスタジオは沸いた。「東野さんと松本さんが上手ですからね!程よく、真面目なところもふざけたところも、拾ってくれるんです。拾ってくれる人が上手じゃなければ、ただの悪口になっちゃうからね。なんて口の悪いやつだ、と(思われる)」と感謝した。

 「ワイドナショー」の特徴については「お笑い芸人さんが多いですよね。お笑い芸人の方は“ゲスの勘ぐり”で物事を斬っていくことが多いでしょう。世間の人はけしからんって言うんだけど、案外その見方が当たったりしているんですよ。真面目に世の中を考えている人よりも、その方が真実味があったりするのではないかと思いますよ。『ワイドナショー』はふざけているように見えて、ここに一番真実が転がっている気がしますよ」と見解。「声を掛けられれば是非」と2回目の出演に意欲を示した。

 「ダウンタウンが好きで、ずっと意識していたんです。テレビの中で“タレント”と“芸人”のバランスが絶妙だったので」と以前から見ていた「ワイドナショー」。松本との掛け合いを含め、志らくのコメントが注目される。

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2017年11月18日のニュース