モー娘。’17と1期生が合体 20年前のインディーズデビュー曲リメイク

[ 2017年11月1日 19:00 ]

3日に配信されるモー娘。20thのシングル「愛の種」のカバーイラスト
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 アイドルグループ「モーニング娘。’17」が1日、97年にインディーズレーベルで5万枚限定でリリースしたデビュー曲「愛の種」を20年前に歌った1期生とのユニット「モーニング娘。20th」として3日から配信限定シングルとして再リリースすることを公式サイトなどで発表した。

 1期生は中沢裕子(44)、石黒彩(39)、安倍なつみ(36)、飯田圭織(36)、福田明日香(32)の5人。20年前の97年11月3日にリリースされた「愛の種」は、当時テレビ東京系で放送されていたオーディション番組「ASAYAN」の番組内企画「シャ乱Q 女性ロックヴォーカリストオーディション」に最終選考まで残っていた中沢、石黒、安倍、飯田、福田の5人で結成された「モーニング娘。」のインディーズレーベルでのデビュー曲。

 メジャーデビューを果たす前にプロデューサーのつんく♂からこの曲の入ったCDシングル5万枚を完売させなければならないという試練が与えられ、メンバーは約1カ月かけて全国でキャンペーンを敢行。同月30日に目標であった完売を達成し、翌年のメジャーデビューにこぎつけることができた。

 今回のリメイク版「愛の種(20th Anniversary Ver)では、20年前に歌った中沢ら5人の1期生と、現メンバー14人の計19人によって改めてレコーディングされたもの。20年前の発売日であった3日の午前10時30分から各配信サイトでリリースされる。

 1期生でモー娘。初代リーダーである中沢は「20年前のモーニング娘。と20年後のモーニング娘。’17と歌う新しく生まれ変わった始まりの曲を多くの方に聞いていただけたら幸いです」というコメントを発表。また、今作で99年の卒業以来18年ぶりにモー娘。の楽曲に参加する当時1期生最年少の福田も「MV撮影では、初代メンバー揃って18年ぶりの共演でしたが、不思議とあの当時のままの気分でまったく違和感ありませんでした」とコメントした。

 一方1期生とコラボする現在の「’17」のリーダーで11年に9期生として加入した譜久村聖は「先輩方、そして応援してくださったすべての方々に感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」と現役メンバーを代表してコメントした。

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