菅井七段、平成生まれ初タイトル 羽生王位を4勝1敗で撃破

[ 2017年8月31日 05:30 ]

 将棋の第58期王位戦7番勝負の第5局は29、30の両日、徳島市で指され、挑戦者で後手の菅井竜也七段(25)が108手で羽生善治王位(46)を破り、対戦成績4勝1敗で初タイトルとなる王位を獲得。平成生まれのタイトル獲得は初。

 「このシリーズは研究していた形がいっぱい出てきたのがよかった。(初タイトルは)うれしく思うが、まだ実感が湧かない」と語った菅井は岡山市出身。井上慶太九段門下で、2010年にプロ入り。今月4日の第67期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)1次予選では藤井聡太四段に勝ち、公式戦3度目の黒星をつけて注目された。

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