兄弟漫才コンビ・サカイスト 博多大吉の助言受け福岡よしもとに完全移籍

[ 2017年8月20日 21:13 ]

トークライブで福岡よしもとへの完全移籍を発表した「サカイスト」の兄・デンぺー(右から2人目)と弟・酒井将芳(右端)と応援に駆け付けた博多華丸大吉
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 兄弟漫才コンビ「サカイスト」が20日、トークライブ「デンマークSP」を東京・神保町花月で行い、11月に所属のよしもとクリエイティブ・エージェンシー東京から福岡よしもとに完全移籍することを発表した。

 「今いくよ・くるよ」の弟子としてスタートし、結成20年目での一大決意。ライブのサブタイトルが「兄弟から皆さんに重大発表があります」だったためチケットは完売で、詰めかけたファンからは「え〜っ」の声が上がったが、兄のデンペー(40)は「吉本としても新たなチャレンジなので、今までやってきたことに自信を持ってパイオニアになりたい」と決意を語った。

 吉本興業福岡事務所の1期生である「博多華丸大吉」で、昨年末の酒席で弟の酒井将芳(38)が大吉(46)から「福岡を盛り上げてみないか」と提案されたのがきっかけ。デンぺーが今年1月に結婚したこともあり、事務所も交え兄弟で話し合いながら覚悟を決めた。11月1日に新宿のルミネtheよしもとでの単独ライブ「ありがとう東京」で区切りをつけ、同月25日の福岡・イムズホールでの単独ライブ「よろしく福岡」を持って福岡よしもと所属となる。

 ライブには華丸大吉もサプライズで登場し、大吉は「福岡にも50人くらい芸人がいるが、漫才のできる手本がいない。営業もあるだろうし、今くらいは稼げるんじゃないの。仕事がなかったら、華丸さんがいろんな社長を知っているから、バイトは山ほどある」とリアルなエール。華丸は「社長じゃなく、支社長レベル」と訂正しつつ、「実力があって行くので、トレードというよりFA。(ソフトバンク)ホークスの内川(聖一選手)を目標にして」とアドバイスを送っていた。

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