ママ、宙乗りできたよ!勸玄くん 朝は「出たくない」も「ジュピター」聴いて出演決心

[ 2017年7月4日 05:30 ]

歌舞伎座での七月大歌舞伎で宙乗りを披露する市川海老蔵(右)と勸玄くん(松竹提供)
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が3日、東京・歌舞伎座の「七月大歌舞伎」の初日に出演した。夜の部「駄右衛門花御所異聞(だえもんはなのごしょいぶん)」第2幕では、長男の勸玄(かんげん)くん(4)が史上最年少で宙乗りに挑戦。6月22日に亡くなった母・小林麻央さん(享年34)が観劇を切望していた舞台で父とともに熱演。客席からは大歓声が上がった。

 高さ最大10メートルの宙乗り。海老蔵は右腕で抱いた息子にそっと語り掛けた。「ママ、いたね」。その言葉に勸玄くんは「うん」とうなずいた。誰よりも観劇を望んでいた麻央さんに、2人が思いを届けた。

 秋葉大権現の力を借り天下を狙う盗賊・日本駄右衛門を描いた「駄右衛門――」は、約170年前の作品に、現代的なアレンジを加えた意欲作で、海老蔵が復活させた。

 宙乗りが始まると、拍手がやむことはなかった。3階席の高さまでつり上げられていく間、客席からの「カンカーン!」の声援に、海老蔵に抱きかかえられた勸玄くんは両手を振る余裕さえ見せた。観客からは笑い声が上がり「成田屋!」の掛け声も飛んだ。

 勸玄くんの歌舞伎座出演は2度目。初お目見えとなった15年11月には麻央さんが25日間付き添っていた。しかし、すでに乳がんで闘病しており、体調がすぐれない中、毎日、病院から通っていた。

 今回は麻央さん不在の初めての舞台。海老蔵がこの日更新したブログによると、勸玄くんは朝になって突然「出たくない」と出演を拒んだ。何とかなだめて歌舞伎座に向かう車に乗せると、スピーカーから、海老蔵と麻央さんの結婚式で歌手の平原綾香(33)が歌った「ジュピター」が偶然流れてきた。勸玄くんも母のお気に入りの曲だったことは知っており、海老蔵が「あ、ママが見てるよ」と語り掛けると、ようやく出演を決心。海老蔵は「まお、あなた完全に見てるよね」とつづった。

 舞台初日を終え、父子が手をつないで楽屋を出る際、約50人のファンが待ち構えた。「カンカン、良かったよー」と声を掛けられ、照れくさそうな表情で車に乗り込んだ勸玄くん。千秋楽は27日。それまで父と一緒に笑顔で舞台に立ち続ける。

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