【海老蔵会見 一問一答(3)】麻央さんに感謝「僕を変えた奥さん」

[ 2017年6月23日 15:41 ]

涙を流し会見する市川海老蔵
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 フリーアナウンサーの小林麻央さんが22日夜、都内の自宅で死去。夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が23日、東京・渋谷で開催中の自主公演の合間に会見に臨み、涙ながらに妻への思いを語った。

 【市川海老蔵 一問一答】

 ――麻央さんから学んだことは

 「元気になったら、自分が治ったらああしたいこうしたい。同じ病気の多くの人たちの救いになりたいという思いで、闘病していました。ブログを始めて、同じ病の人たちと苦しんでいる方たちと喜びや悲しみを分かち合う妻の姿は私からすると、(ただの)人ではなくて、すごい人だなと思いました。総合的に教わったこと、これからも教わることは愛だと思います」

 ――麻央さんのどのような表情が思い浮かぶか

 「全部です。初めて会ったときの彼女からきょうの朝まで…。全部。全部です」

 ――笑顔が多かった

 「そうですね。多かったと思います」

 ――子どもたちに対しての麻央さんの思いは…

 「心残りだと思います。どうすればいいんだろうって考えても答えが出なかったことだと思います。今回も子どもたちが歌舞伎に出演したり、7月に出るんですけど、それを見に来ることを目標にして、いろいろなものを作ったんですけれど…。きっと見ていると思うんで。心配で心配でしょうがないんじゃないでしょうか」

 ――麻央さんから託されたことは

 「多すぎて、言葉に出せないですよね。舞台もありますし、稽古もありますし、勸玄の稽古、麗禾の成長のことも考えますし。5歳と4歳ですから、これからお母さんという存在が重要な存在ではないですか。それを失って、僕が代わりになれるかはわからないですけれど、やっていくしかないと思っています」

 ――麻央さんがよく話していた言葉は

 「麻耶さんが調子が悪くなった時に、お母さんが看病で疲れているときに、自分より相手のことを心配する優しさ、どこまでも自分よりも相手のことを思う気持ち。言葉ではなくて…。これがね、一番多かったですね」

 ――麻央さんはどのような奥さんだったか

 「僕を変えた奥さんなんじゃないですか(どこが変わったか?)分かりません」

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