M―1昨年Vの銀シャリ、今年は不参加…優勝後の収入は4倍に

[ 2017年6月22日 12:10 ]

都内で行われた「M−1グランプリ2017」開催会見に出席した銀シャリ
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 漫才日本一を決める「M―1グランプリ2017」の開催記者会見が22日、都内で行われ、昨年の大会で3503組の頂点に立ち、12代目王者となった銀シャリは、今年はエントリーしない意向を表明。司会のトータルテンボスから今年の出場を聞かれると「昨年王者銀シャリは今年のエントリーを…しません!」と大きな声で宣言した。

 一昨年2位となり、昨年優勝を果たした銀シャリ。橋本直(36)は「2位は連絡誰からも来ません。優勝したらすごい、全然違う。反響がすごい」と驚き。さらに優勝後の収入は「4倍」に増加したと明かし、「10倍とか20倍ではないんですけど…」と話すも、ほくほく顔だった。優勝賞金の1000万円を半分に分けた銀シャリだが、使い道を聞かれた鰻和弘(33)は「日本にいくらか(納めて)。結婚式をハワイでして向こうの親や自分の親から380万の借金あって、返して。あと手術代で20万円。それも返して10万円残った。その10万をある番組から『競馬で増やしませんか?』とお声がかかって、なくなって、いまゼロです」と告白。一方、相方の橋本は「親にある程度あげて、あとは東京の引っ越し代」と堅実な消費だった。

 会場には、今年の「M―1」に参戦するスーパーマラドーナ、さらば青春の光、アキナ、カミナリ、スリムクラブ、相席スタート、南海キャンディーズ、とろサーモン、三四郎、ミキ、霜降り明星が登壇。出場者に向けて、鰻は「大きな声で漫才してください」、橋本は「当日ピリピリしないかによる。リラックスして。1回出た事ある人は強いのではないか」とアドバイスを送った。

 第13代目王者を決める「M―1グランプリ2017」はABC・テレビ朝日系全国ネットにて12月に生放送される。出場資格はコンビ結成15年内であることで、プロ・アマは問わない。エントリー期間は6月22日から8月31日まで。優勝賞金は1000万円。

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