宮川大助 約3カ月ぶりに舞台復帰「今が旬です 新人賞レースに出る勢いでやります」

[ 2017年5月30日 18:44 ]

 腰部脊柱管狭窄症で3月に手術し、休養していた夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川大助(66)が30日、大阪・なんばグランド花月で約3カ月ぶりに舞台復帰した。「大助・花子、今が旬です。新人賞レースに出る勢いでやります」と、フレッシュな気持ちをアピールした。

 おそろいのTシャツ姿で登場し、背後のビジョンに「復帰おめでとう!!」の文字が躍る舞台で、約10分間の漫才を披露した。妻の花子(61)が「大変な手術やってんで」と代弁しつつ、入院中の大助をコミカルに明かして笑わせた。

 出演後には夫婦そろって会見し、2度の手術を受けていたことを告白。数年前から「10分の舞台で(痛みで)汗をかくほど」の腰痛に見舞われ、最近は下半身が麻痺状態だったという。2月28日の入院時には、医師に「今回来院していなかったら寝たきりになっていた」と忠告された。3月2日に6時間を超える手術を受け、同28日に退院したが、傷口から菌が侵入し、発熱した。感染症と診断され、5月2日に2度目の手術。28日に退院し、予定より15日遅れての舞台復帰となった。

「今は痛みもない、大丈夫」と笑顔で、漫才中は普段腰に巻いているコルセットも外して熱演。「もの凄く飛ばした」と復帰第1戦を振り返ったが、安定した歩行には「3カ月くらいかかる」と説明した。6月24日からは大阪・新歌舞伎座での公演「夫婦善哉」にコンビで出演予定で、「間に合った」と胸をなで下ろした。

 自身の休養中、1人で仕事をこなし献身的に支えてくれた花子には「肝っ玉母ちゃん。生活力があって頼りになる。凄いなあ、母ちゃんありがとう!」と感謝。花子は「普段言うたことない言葉や〜!」と喜んでいた。  

続きを表示

2017年5月30日のニュース