奥田民生「カーズ」日本版エンドソング 3年10カ月ぶり新曲

[ 2017年5月8日 05:30 ]

映画「カーズ/クロスロード」の日本版エンドソングを手掛ける奥田民生(右)。来日した製作総指揮のジョン・ラセター氏と対面し笑顔で握手
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 シンガー・ソングライターの奥田民生(51)が、ディズニー/ピクサーの新作アニメーション映画「カーズ/クロスロード」(7月15日公開)の日本版エンドソング「エンジン」を書き下ろした。

 ディズニー作品の楽曲を手掛けるのは初めて。真っ赤なボディーのスポーツカー、ライトニング・マックィーンが主人公の人気シリーズ第3弾。子供の頃から大の車好きで、もともと同シリーズのファンだったといい「仕事ができてよかった」と喜んでいる。

 天才レーサーとして活躍してきたマックィーンが大きな挫折を経験し、人生の岐路に立つ物語。「エンジン」はその心境を表現している。

 ♪星の彼方(かなた)へ行ってみよう

 雲をかきわけ行ってみよう

 エンジンは今日も最高だ いい音を鳴らす

 アップテンポのロック調だが、ノスタルジックさも漂う“民生節”で「イントロのアコースティックギターで“ズズズン”といくところが、エンジンをかけてアイドリングをしているイメージ。曲を作る時もずっと車のイメージが頭の中にありました」と振り返った。

 シリーズの生みの親で製作総指揮を務めるジョン・ラセター氏(60)が3月下旬に来日し、都内で対面。ラセター氏も楽曲について「素晴らしいよ。ファンタスティックだ!」と絶賛し「僕たちは2人とも車が大好き。いつか一緒にドライブでも行きたいね」と意気投合した。

 ラセター氏からはマックィーンを描いた絵に「To Tamio!Domo Arigato!」とサインを入れて贈られ、「お宝です」と大喜び。「エンジン」は3年10カ月ぶりのニューシングルとして7月12日に発売される。

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