キンコン西野 ブチギレ退席の裏に“戦略”「全国ニュースにした方が…」

[ 2017年5月8日 13:51 ]

お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣
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 お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣(36)が8日、TOKYO FM「これから、何する?」で、番組収録途中でディレクターの態度に腹を立て、途中退席した騒動について生言及。当時のやりとりをあらためて説明したほか、退席した裏にあった“戦略”ついて明かした。

 西野は大阪で自著「えんとつ町のプペル」の絵本展を開催。地元テレビ局の情報番組で個別取材を受けたが、その際「今日の服装は意識高い系ですかぁ?」「お高くとまってんスカぁ?」「ていうか、返し、普通ですね」などと失礼な質問を繰り返したディレクターの態度に「ブチギレて」、途中で退席したことを自身のブログで報告していた。

 この日は冒頭で「あらためてしゃべらせていただきます」と切り出して、当時のディレクターの発言を振り返った。「嫌な感じだな」と思いながらも、周囲に客も多くいたことから怒ることなく取材を受け続けたが、「お高く…」「返しが普通…」と言われた時点で退席。ただ、その際「脳みそをフル回転して、どうしたら(個展の)宣伝になるかと考えて、これ、帰ろうと思った。関西ローカルで放送するより、帰ったことで全国的にニュースにした方が宣伝になると計算して、帰っちゃったんです」と、退席の真相を明かした。

 「イジリといじめの境界線は信頼関係があるかどうか」という西野。この日は途中退席後のディレクターとの会話についても公開した。バックステージでディレクターに詰め寄り、クギを刺す意味で「いつも(失礼なインタビューを)やっているの?」と尋ねたという。そこで返ってきた答えは「いや、西野さんだけです」。

 一番激怒したのはインタビューでの質問ではなく、この一言だったといい「何で俺だけって、(怒りが)ピークになった」と、笑いながら打ち明けていた。

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2017年5月8日のニュース