TBS社長 「A LIFE」のキムタク称賛「記憶に残る作品になった」

[ 2017年3月29日 16:30 ]

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 TBSの武田信二社長(63)が29日、東京・赤坂の同局で定例会見を行った。昨年大みそかをもって解散したSMAPの木村拓哉(44)が主演を務めた日曜劇場「A LIFE〜愛しき人〜」(日曜後9・00)については「視聴率、タイムシフト、見逃し配信でも高い数字だった。記憶に残る作品になった」と高く評価した。佐々木常務も「総合視聴率でも(現時点で)今クールトップ。大いに盛りあげていただいた」と語った。

 一方で松たか子(39)、満島ひかり(31)、高橋一生(36)、松田龍平(33)が弦楽四重奏のカルテットを組む30代男女4人を演じた火曜ドラマ「カルテット」については話題を呼び、人気が高かったものの視聴率が低迷。この数字について武田社長は「違和感のない数字。期待したところまではいかなかったが、不本意な数字ではない」と強調。数字が伸びなかった理由を聞かれると「じっくり見ないといけないそんなドラマだったのでは。お酒を飲みながらボーっとみるようなドラマではなかった」と分析。伊佐野編成局長は「リアルタイムの視聴率は1桁だったが、下がってはいない。ある部分の人をがっちりつかんでいる。だが新規参入の人をつかめなかったのでは。それは制作上の課題だと思います」と語った。

 またBS―TBSで6年ぶりに復活する時代劇「水戸黄門」(10月スタート、水曜後7・00)についてBS―TBSの星野社長は「時代劇は安定しているコンテンツ。キラーコンテンツにしていきたい」と期待を寄せた。

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2017年3月29日のニュース